Cosmictune 増川いづみのサウンドヒーリング(音叉、チューニングフォーク)



トピックス

2018年11月7日

新刊本の「タオ・オブ・サウンド」について
新刊本の「タオ・オブ・サウンド」に書かれている 440Hzについての増川いづみ先生の見解

 この本の著者ママン氏は、以前よりご縁のあったタオイズムの大先生であるチア氏のお弟子さんです。最初に一読した時には、いままで洗脳の周波数といわれてきた440Hzについて賛美している節があり、何かの間違いか印刷ミスではないかと目を疑いさらにこの方は闇の支配者側の手先なのか?とも思いました。というのは、私もですが、世界であらゆるデジタル音を含める音や周波数を研究する多くの研究家が440Hzは、洗脳の周波数とか、脳を委縮させる周波数ということが6、7年ほど前からごく当たり前の常識になっていたからです。
私自身は、さらにその10年ほど前にロシアの脳医学者による様々な周波数が脳に与える影響についての実験データを見せられていて、440Hzはまさにその悪い影響を与える部類に入っていたのです。
もちろん洗脳以上にマインドコントロールをする周波数などもっと危険な周波数も沢山見てきました。

 しかし、この本では、440Hzからのキルリアン画像が確かに美しいことに少々驚き、固定観念を一度取り払ってこの周波数を改めてとらえなおしてみたいという思いと、根っからの好奇心に駆られ否定するのは簡単ですが、受け入れにくいことから何かを学んでみようとこの本の監修を受け入れることにいたしました。
ママン氏は、440Hzをビジュアル化していますが、大事なことは、マイク、プレイヤーやスピーカーなどの電気を一切使用しない完全な生音で実験をおこなっていることです。
通常大きなコンサートホールは無論ですが、小さなホールでさえも人の身体が音を吸収したり、建物の構造や材質の影響で減音したりするため、マイクやスピーカーを一切使用しない完全な生音を使用することは滅多にありません。
私たちがCDを聞く時にももちろんスピーカーを通して聴いています。 しかしながらママン氏は、432Hzやプラネタリーの周波数には着目していないことに留意いただきたいと思います。

つい一週間前、実際にミュージシャンである瀬戸龍介氏(ギタープレイヤー)、インド古典楽器演奏家のジミー宮下氏(サントゥールプレイヤー)と様々な周波数でサウンドを録音する機会がありました。
共に440Hzの楽器のキーを上げたり下げたりしましたが、432Hzで演奏したときに音に光や輝きのようなものがなくなり暗い感じの音になってしまう事実に驚きました。
また張りが弱くなり共鳴度が下がってハーモニック音も響きにくくなるのです。キーを上げすぎるとテンションが上がるので、少々強い感じがして柔らかさに欠ける気がします。
特に古典楽器のハンマーダルジマーやサントゥールの楽器の弦をゆるめる時も元々弦がとても細く、テンションをかけて張っているので432に下げると、共鳴度がさがり、ハーモニックの響きも悪くなるようだということで奏者もですが、現場にいる皆の意見が一致しました。サントゥールという古代楽器の弦は、100本、ハンマーダルシマーもまた弦が60本もあるためすべての弦を調律するのも大変ですが、取り替えるとなると相当のコストがかかってしまいます。

通常これらの古代楽器は純正律と平均律でもなくピタゴラス音階に近いものに調律されているそうです。
欧米の楽器や中近東の古くからある楽器でも現在は、作り手が440Hzで一番響きやすいように作られてしまっているようだということです。しかしながらハープやチェロのような弦の長いものは、下げても急に暗くなるというような影響を受けず432Hzで演奏することでとても心地よい音に変化し響きも劣化しないということも事実です。
ピアノの場合も432Hzのほうがはるかに心地よいと思いますが、440から432Hzに下げるとかなり不安定になり、時間を空けて翌日もう二回ほど調律しないとキーが定まりません。
デジタル音での440Hzが洗脳に使用されてきたため、440Hzが洗脳の周波数と考えてしまいがちです。
しかし少し深く考えてみると人工音ではないすべての自然音はすべて優劣も善悪もなく、また不必要と即断することもできないのは、音は、地球上の音も宇宙の音もスパイラルでどこまでもつながっているからです。そうであれば、形あるものすべての「形霊」(かただま)そして生命の響き、周波数が宇宙深奥へとつながるものであるはずです。
私たちがもし何十年も風邪もひかず、熱も出なければ、身体が自らを調整する機能を失えば、疲労が蓄積し、毒素がたまってある日突然倒れてしまうかもしれません。
その風邪や熱が周波数では耳障りな音や不協和音のようなものかもしれないのです。 時代が大きく変遷しつつあるいま、音が大きく私たちの意識、細胞、DNAさえも変化させることがわかってきています。
今初心に帰って固定観念にとらわれず、すべての自然音を、ハートをオープンにして感じてみること、濁りや軋みなど不快と感じるような音をもふくむ、微生物から人間、溯ること恐竜の時代まで地球上に存在する万物、形あるもの全てから織り成す音をそのままに受け容れてみるのもよいのではないかと思っています。
ただしあくまでも自然音、生音です。 勿論ある特定の単一周波数ばかり聞くのは不自然であり、問題が生じる可能性が大だと思いますが、刻々と変化していく夕焼けのごとく自然界が奏でるオーケストラは、瞬間ごとに自在に変化しています。
その絶妙なる多様性が面白さであり、それら全ての響きを受け入れることが、多次元で多様性に満ちたマクロ宇宙とそれに呼応するミクロ宇宙の調和につながるのではないでしょうか。

地球上の私たちを含む万物は、大いなる意識から創造されたのなら、自然界の全ての音、響き、周波数も同様な存在から発現されたものです。
それらは宇宙とともに調和に満ち、私たちが周辺に存在する、多種多様の多次元の音を慈しんで日々の生活に活用することから意識の変容、進化、シフトが早まることを願ってやみません。


増川いづみ                         


  
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